mini.png
step_8.png ここまでの作業結果です。

resmple.png 18.次はロゴのアウトラインを滑らかに見せるために、あらたに文字にアンチエイリアスをかけることにします。

「画像」メニュー−「大きさを変えて複製」をクリックし、キャンバスの4倍の値を設定して、キャンバスを拡大します。
再度「大きさを変えて複製」機能で、元の寸法に縮小します。

4倍に拡大したキャンバスはもう不要ですので閉じてください。
step_9.png ルーペウインドウで見ると、アウトラインのピクセルが補間されたのが確認できます。
step_10.png これでベースイメージができました

ch-copy.png 19.「画像」メニュー−「チャンネル間のコピー」をクリックし、先ほどと同じ設定・・「コピー元」に「明度」、「コピー先」に「マスク」をセットします。

step_11.png 20.後は、文字を単色でもグラデーションでもテクスチャでも、スキなパターンで「塗りつぶし」ます。

この例では、写真素材を貼りつけてみました。(写真素材を開いて「コピー」し、作業中のレイヤに「貼り付け」ます。貼り付け位置は写真をドラッグして決めます。位置が決まったら右クリックして「貼り付け」を選択します。)

step_12.png 「貼り付け」を実行したイメージです。
gradpal.png グラデーションでぬりつぶすには、Pパネル左にあるパレット切り換え番号の一番下の”G”ボタンをクリックして、グラデーション作成画面に切り換えます。

この画面で、2色・4色のグラデーションパターンを作成できます。
grapal2.png ”A”はスライダをドラッグして、パターンの角度を変更します。
”B”(4箇所)は右クリックで、設定されている色をカレントカラーと置き換えができます。
”C”(4箇所)は、左クリックで、その両側にある2色のグラデーションに変更します。
”D”は右クリックで、2色グラデーションを元の4色グラデーションに切り換えます。
color.png テクスチャや画像をパターンとして使いたいときは、Cパネルのフォルダアイコンをクリックして、メニューから画像の保存先を選択します。
ch-copy2.png 21.次は文字にドロップシャドウをつけることにします。
背景はマスクされたままなので、「チャンネル間のコピー」で、マスクを領域に変換しましょう。

「コピー元」に「マスク」、「コピー先」に「領域」をセットして、OKボタンをクリックします。
step_13.png
22.「領域」メニュー−「領域をレイヤ化」をクリックします。
これで、文字だけの新しいレイヤが追加されました。
ツールバーの「選択解除」アイコンをクリックして選択を解除します。

step_14.png 23.Lパネルの「編集」ボタンをクリックして、「影の作成」を選択します。この例では、
「影の色」はチャコールグレー
影の「横位置」は”2”
「縦位置」は”1”
「影のぼかし」は”2”と設定しました。
step_15.png 24.背景色を変えたいときは、まず、真中のストライプパターンのサムネイルをクリックしてカレントレイヤを移動しておき、Lパネルの「編集」ボタンをクリックしてメニューから「追加」を選択し、レイヤを追加します。

nuri-ico.png

step_16.png
25.背景色をカレントカラーにセットしてから、ツールバーの「塗りつぷし」アイコンをクリックし、レイヤを塗りつぶします。(左図参照)

Lパネルの「編集」ボタンをクリックし、「レイヤの結合」を選択します。
「非表示レイヤを破棄して新規ウインドウ」をチェックしてOKボタンを押します。


これでロゴは完成です。

元のファイルは、PXA形式で保存しておき、レイヤを結合した新規キャンバスのイメージは、外部の減色ソフトなどに渡して、(たとえば、Padie(*1) など)最適化した上で、PNG形式で保存します。




下のロゴは、ラインの塗りつぶしに、Tek Gradator(*2) を利用したサンプルです。

SAMPLE.png




表紙にもどる ▲▲▲ 前のページへ



*1 Padie は、多摩川 源五郎氏が公開されているフリーの減色ソフトです。
*2 Tek Gradatorは、Tadahiro Iyama 氏が公開されているフリーのグラデーションパターン作成ソフトです。